The Infectedでは、Tech Pageを入手することで新たな技術を学習し、製作できる機器を増やすことができます。ここでは、Tech Pageと技術の基礎と、オススメの技術学習順序について紹介しています。
Tech Pageは、重要拠点(マップ上の●)で入手します。
各重要拠点に0~2個のTech Pageが配置されています。
多くの場合、重要拠点のキャビネットや机の上で見つかりますが
(キャビネット上のTech Page)
天井裏や
(天井裏のTech Page)
ガレージ内の車の上で見つかることもありますので、くまなく探してみてください。
(車の上のTech Page)
なお、マップ中央付近の道路が入り組んだ大きな重要拠点(都市)にはTech Pageが存在しませんので注意が必要です。
学習できる技術の数が24に対して、Tech Pageはそれ以上に出現します。
Tech Pageの総数=技術の数ではないため、多少見落としてしまっても致命的なミスにはならないので安心してください。
なお、最大値は不明ですが、すべての技術を学習した後にゲームをセーブ&ロードするとTech Pageは出現しなくなるようです。
① インベントリ画面の「技術」ボタンを押します。
② 技術ポイントは学習可能な技術数を示します。Tech Pageを獲得すると増え、技術を学習すると減少します。
③ 技術ポイントが1以上ある状態で任意の技術の「学習する」ボタンを押すと、技術が開放されますす。
なお、各技術にマウスカーソルをあわせると(ポイントすると)、学習時に製作が可能になる設置物を確認することができます。
技術の学習において最も注意しなければならないことは「学習する技術が他の未学習の技術に依存しないか」ということです。
Aの技術を学習したが、Aの利用には未学習のBの技術が必要だった、という事態を避けなければなりません。
そのもっとも代表的な例が、電力です。電力を使用できなければ使えない機器の技術を学習しても、発電機や電力の技術を学習するまでは使用することができないのです。
また、多くのインゴット類を素材とする設置物は、鉱物採掘装置で鉱石を獲得できなければ技術を学習したとしても製作が不可能です。
貴重な技術ポイントを無駄なく消費するために、技術の相互依存関係に注意してください。
ここで、技術を依存関係の視点でいくつかに分類して整理してみます。
(分類1)他の技術と依存関係がない技術
・ 抽出機の技術
・ 動物解体の技術
・ 炉の技術
・ 織機の技術
・ ラックの技術(一部、鉱物採掘装置に依存)
・ 化学テーブルの技術
・ 納屋の技術
・ コンロの技術
(分類2)鉱物採掘装置(抽出機の技術)に依存する技術
・ 上級作業台の技術
・ 円形まるのこ台の技術
・ グラインダーの技術(一部、電力に依存)
・ ガソリンの技術
・ (温室の技術)※「冬でも苗床の植物が枯れない」機能のみ。給水には電力とウォーターハウスが依存。
(分類3)電力の基礎技術
・ 電力の技術
・ ソーラーパネルの技術
・ 風力発電機の技術
・ 太陽電池の技術
(分類4)電力に依存する技術
・ 冷蔵庫の技術
・ ランプの技術
・ 油抽出機の技術
・ ウォーターハウスの技術
・ オイルポンプの技術
・ ミキサーの技術
(分類5)ウォーターハウスに依存する技術
・ シンクの技術
・ 温室の技術 ※給水機能
「抽出機の技術」を学習して鉱物採掘装置を設置する前に(分類2)の技術を学習しても、解放された機器を製作することが困難です。また、(分類3)の電力の基礎技術を学習して電力の供給体制を整える前に(分類4)を学習しても、製作した機器を動かすことができません。
まずは(分類1)の優先順位が高いものから学習し、(分類2)(分類3)と進むのが、無駄のない技術の学習順序の考え方となります。
状況やプレイスタイルによって「最適」は異なりますが、技術の具体的な学習手順について紹介します。
動物解体の技術
まずは、動物解体の技術を学び、ブッチャーテーブルを作るのがオススメです。
動物の皮を手に入れて矢筒を製作することで弓矢を使用できるようになります。強力な遠距離武器である弓矢を使用できるようになると、以後の探索および狩りの効率が飛躍的に向上します。
また、ブッチャーテーブルで動物を解体すると、ブッチャーテーブルなしで動物を解体(収穫)した場合と比較して多くの資源と食料(肉類)を手に入れることができます。序盤の食料(および「傷んだ食べ物」:バイオ燃料の材料)確保の点でも、ブッチャーテーブルの優先順位を第一としました。
炉の技術
抽出機の技術
炉の技術でブリックフォージを開放すれば、序盤の石焼き(石→鉄の破片→鉄のインゴット)の効率が格段に上がります。一刻も早く抽出機の技術を学習して鉱物採掘装置を設置したいところですが、鉱物採掘装置にも大量(18個)の鉄のインゴットが必要になります。議論の余地はありますが、個人的には「炉の技術」→「抽出機の技術」がオススメです。
上級作業台の技術
グラインダーの技術
円形まるのこ台の技術
上級作業台を開放すると、折れることがない「骨矢」や鉄のツール類、スチールの槍を製作できるようになります。これらの武器・ツールを整えると、ゲームがスムーズに進みます。
また、上級作業台の後には、グラインダーの技術を学ぶのがオススメです。グラインダーの技術を学習して解放される研削盤は、上級作業台で製作した金属の武器・ツールを研いで耐久値を回復することができます。なお、研削盤の動力は燃料(オイル缶orバイオ燃料)です。
円形のまるのこ台を開放すると、板の製作効率が飛躍的に向上します。
板は何かと製作に使用するため、できるだけ早く解放したい技術です。ただし、円形のまるのこ台は燃料がオイル缶のみに限定されます。序盤は重要拠点の探索でしか手に入らないので注意してください。
ラックの技術
織機の技術
化学テーブルの技術
このあたりから、プレイスタイル(重要拠点の探索頻度やベース拠点の立地)や優先してやりたいことによって学習技術の優先順位が変わってくると思います。
ラックの技術を開放すると、QOL(Quality Of Life;生活の質)が向上します。乾燥用ラックを製作すれば長持ちする食料が作れ、武器用ラックや布地用ラックも収納のストレスが軽減します。
布地の在庫に困っていたり、大きなバックパックの製作を優先したい場合には織機の技術の優先順位が上がります。
また、NPCマイクの救出を優先するのであれば、抗生物質を製作するための化学テーブルを作るのもよいでしょう。
上記(分類3)電力の基礎技術
・ 電力の技術
・ ソーラーパネルの技術
・ 風力発電機の技術
・ 太陽電池の技術
温室の技術
優先順位4までで生活と冒険の基盤を整えたら、電力の基礎技術を学んでいきましょう。
電力の技術を学ぶと、電気機器を使用するためのジャンクションボックスが解放されます。
ソーラーパネルと風力発電機は、いずれも発電機が解放される技術です。
ソーラーパネルは、晴れた日の昼間には1つあたり最大で40の電力を発電でき、雨や明け方など日光が不足する状態では発電量が落ち、夜間は発電できない特徴を持ちます。
風力発電機は、昼夜を問わず発電できますが、風の強さによって発電量が変わります。
太陽電池の技術を学習することで解放される蓄電(バッテリー)と組み合わせ、発電機の技術の学習はどちらか1つでも大丈夫です。
また、冬でも苗床の植物が枯れることがない温室が解放される温室の技術も魅力的です。
自動給水機能を使用するには電力が供給されたウォーターハウスが必要ですが、冬の炭水化物・ビタミン対策に温室の技術を先に学習するのもよいでしょう。
その他の技術
ここまでくると、優先順位付けは各プレイヤーにゆだねられます。
「シンクの技術」は「ウォーターハウスの技術」に依存することには注意して、もっとも不便を感じていることを解消できそうな技術や、もっともワクワクする技術から学習していきましょう。
例えば、建築が大好きでQOLにこだわるならランプの技術、基地をコンクリートにアップグレードしたいならセメントを作るためにミキサーの技術、苗床への水やりや水の煮沸にストレスを感じているならウォーターハウス…という具合に、実現・解決したいことに合致した技術を優先して学習してください。